ESP8266によるIOTことはじめ

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HPサーバーへテキストファイルを
アップロードさせて遠隔操作する手法は
(LEDの点灯状態を変化させる方法は)
昨今新規に立ち上がる便利そうな
WEB上のサービスがいくつかあるものの
いつその方針を変更してくるか予測不能です。
(無料⇒有料、サービス範囲の縮小、URL変更、運営閉鎖等)

一方無料HPサーバーのしくみは
その歴史もすでに10年以上安定して提供されており
今後も当分は代わらないと考えています。
なので個人的には出先から自宅の何かを
遠隔制御する手法は数秒のタイムラグが問題ない限りは
当面この手法でいこうと思っています。

ただ、3点ほど懸念事項はあります。

①無料HPサーバーには規約があります
その中にファイル置き場にすることを
禁止するというような規約がある場合があります。
基本的に無料HPサービスは広告収入で運用しています
HPにコンテンツがありそこを閲覧する人が
集まってこそしくみが成立する仕組みです。
コンテンツを作成せずデータを置くだけにされると
無料HPサーバーは運用はできなくなります。
そこを見据えての規約と認識していますす。
したがってHPにそれなりのコンテンツがあり
そのレンタルサーバーの一部に
小容量のテキストデータが
あるぐらいでは
運用には支障がないかもしれませんが
コンテンツと無関係の
データを大量にアップロードさせると
管理者から警告を受けるかもしれません。
この点は留意の上で自己責任で運用して下さい。

②個人的に、今回の最終ターゲットは
タイムラグが少々あっても問題がない
遠隔操作(例えば菜園の水やり等)を
想定しています。
したがって実運用時には
テキストファイルのアップロードは
1日に数回になるかと思います。
このていどであれば問題は発生しません。
たぶん・・・
しかしながら、1分に1回とか
さらにもっと頻度を高めて更新を
行おうとするとどうでしょう。
HPサーバーにそんな頻繁に
アップロードさせるユーザーは
ないとおもいます。
サーバーには当然セキュリティ機能が
設置されています。
前述のような頻繁な更新は
外部からの攻撃と誤認識されてしまう
可能性があります。
外部からの攻撃と誤認識されると更新が
ブロックされてしまいます。

FFFTP側ではアップロードに
成功したように表示されていても
HP上のデータが更新されていない場合があります。
相関関係の確認はできませんが
（あくまで推測の域・・・）
わたしの経験上、いずれも頻繁に
アップロードを繰り返した後に数回発生しました。
遠隔操作が突然うまくいかなくなった場合は
HP上のデータが更新されているか
URLを入力して確認してみて下さい。

また今回の方法を流用した場合
万が一にも登録いただいたHPサーバーの
IDが抹消されるようなことがあったとしても
当方は責任は負えませんので
あくまで自己責任で運用下さい。

③現在のところ一方通行の制御です。
遠隔操作はできますが、
本当に制御できているかを
確認する方法を設定していません。
やはり何らかのフィードバックが
欲しいところです。
ESP8266からのフィードバックは
ESP8266側からみてアップロードの方向になり
上りでFTPサーバーを使うには
ハードルが上がってしまします。
かといってここで
最近開始されたクラウドサービス
(AmbientやIFFFTなど)
を使う手もありますが
冒頭の思想に矛盾してしまい
元も子もなくなる
気もするので思案中です。
最悪フィードバックが無理なら
フェールセーフを定義して
安全側に働く方向に
デバイス側を単独で動作させるしくみに
する手を一案として検討中です。

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(最終更新 2017-10-15)