Analog Discovery2 TOP
概要  信号発生器  オシロスコープ  スペアナ  ロジックアナライザ
ネットワークアナライザ  インピーダンス測定(LCRメータ)
その他1  その他2  その他3
校正
WavgenとScopeの校正 オプンショート補正
Analog Discovery2が測定器である以上
精度の良い測定を行うためには校正が必要です。
校正に先立ち接続用のピンアサインを確認しておいて下さい。
下図(製品ケースの底に添付されています)を参照

左側から、測定入力1、測定入力2、
GND、電源、信号発生器、GND、
・・・の順になっています

「WaveForms」を起動し
「Settings」で「DeviceManger」を選択


Analog Discovery2が選択された状態
(シリアルIDが表示さた状態)で
「Calibrate」を選択


「Device Calibrate」画面を開きます


上から順に校正していきます。
上4段は信号発生器の校正です。
まず信号発生器の出力を
デジタルマルチメーター等に接続します。


まず信号発生器のCH1を校正します
「WaveForm Genarator1 Low Gain」を選択
メーターに表示された値を
「Voltage」の欄へ記入していきます。
まずは「0V」出力時の値を測定し
「Voltage」の欄を変更します


「0.0277V」と入力すると
「27.7mV」というように
単位は自動的に変更されます。
「0V」出力時の値を入力後NEXT


「1V」出力時の値を入力後NEXT


同様に0V、±1V、±5Vをそれぞれの値を入力した後にFINISH

同様に「WaveForm Genarator1 Hight Gain」も
0V、±1V、±5Vをそれぞれの値を入力した後にFINISH

次にW2をマルチメータにつなぎ
「WaveForm Genarator2 Low Gain」と
「WaveForm Genarator2 Hight Gain」で
W2の値も入力していきます。

5段目はオシロ(Scope)の校正です。
(機能共通端子なので測定用入力の校正です)
直流オフセットと感度の校正を行います。
感度の校正時に信号発生器を使用します。
オシロの校正は必ず信号発生器の校正を
済ませた後で行ってください。
なお以下のような回路構成を準備しておくと
SW1の切り替えで双方の校正ができます。


まず直流オフセットの校正です
オシロの差動入力をすべてGNDと接続します。
(SW1をGNDに接続します)
「Oscilloscope」を選択し「NEXT」


しばらく時間がかかりますが
自動でオフセットの校正が行われます。


オフセットの校正が完了すると
以下のような表示になります。
次に感度の校正を行います。
オシロ「CH1」「CH2」の差動入力の
「1+」と「2+」をGNDから切り離し
「Genarator」のW1とそれぞれ接続します。
(SW1をW1側に接続します。)
「NEXT」で感度の調整が行われます。


感度の校正が終了すると
以下のような表示になりますので
「Finish」で終了します。



次に電源の校正です。
「Positive Supply」:V+の校正
「Negative Supply」:V-の校正
(Analog Discovery2から追加された機能です)
電源の出力にデジタルマルチメーター等に接続します。

校正方法は信号発生器の校正と同様ですので
(メーター表示値を「Voltage」の欄へ記入)
説明は省略します。

最後に「Device Calibrate」画面下部の
「Apply」で校正完了です

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