Analog Discovery2 TOP
概要
信号発生器
オシロスコープ
スペアナ
ロジックアナライザ
ネットワークアナライザ
インピーダンス測定(LCRメータ)
その他1
その他2
その他3
校正
基本測定(RC回路)
I-V特性測定1
I-V特性測定2
オシロスコープ「Scope」
オシロスコープは測定電圧の
時間変化を測定する測定器です
横軸を時間、縦軸が電圧レベルになります。
Analog Discovery2のオシロスコープの仕様は以下となります。
CH1:1+〜1- オレンジ(オレンジ+白)
CH2:2+〜2- 青(青+白)
差動入力※1
※1 BNCアダプタを使用すると
「1-」「2-」が「GND」と共通となる。
RC回路(ローパスフィルタ)を接続して測定する事例です。
下図の回路図で測定しました。
左側が信号発生部、
右側が測定対象回路と
測定器の接続構成です。
図のように信号発生器を持っていない場合にも
Analog Discovery2の「Wavegen」信号発生器
と接続すれば測定できます。
ブレッドボードの構成例です。
ブレッドボードはGND側(青色)を下に配置し
下図のように接続しました。
「GND」の接続をお忘れなく。
「Scope」(オシロスコープ)を指定して起動
「Scope」(オシロスコープ)の画面
上部のメニュでトリガ条件を設定します。
時間軸(時間レンジ)の設定を行います。
各チャンネルのレベルとオフセットを設定します。
入力側に1kHz-1Vの正弦波を入力します。
信号発生器 で1kHz-1Vの正弦波を設定し
「Run」で信号を出力させて測定部に入力します。
オシロも「Run」で波形測定開始します。
10kΩ、0.1uFのRC回路に
1kHzの正弦波を入力した場合の
1次側及び2次側の測定波形になります。
ファンクションジェネレーター(FG)や
信号発生器(SG)などの発振器を持っていない場合にも
Analog Discovery2の信号発生器
と接続すると動作確認できます。
Analog Discovery2の信号発生器を使用する場合は
Analog Discovery2の信号発生器も「Run」させて下さい。
周波数を100Hzに変更して波形を測定してみました。
1kHzではフィルタの影響でかなり減衰していましたが
100Hzでは1kHzの場合と比較して2次側の出力レベルが
大きくなっていることを確認できます。
一方で位相のずれ目立ちます。
さらに周波数100Hzの状態で波形を方形波に変更測定してみました。
波形が重なっていて見にくい場合には
片側のCHの「offset」の値を入力して調整するか
▶にマウスカーソルを合わせて移動することもきます。
いろいろ試してみて下さい。
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