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3D関連付け
「3D Package」を関連付ける方法は
2通りの方法があります。

@「Component」から「3D Package」
を指定する方法。

A「3D Package」から「PCBシンボル」
を指定する方法。
既存のライブラリはAで設定されています。

ライブラリの相関関係は下記となります。





@「Component」から「3D Package」
を指定する方法。
色違いのLEDのように
PCBシンボルを使いまわしたい場合は
@「Component」から「3D Package」
を指定する方法を使用します。
「Components」側で「3Dパッケージ」を指定します。

「Library Mabeger」から「Components」タブ選択
コンポーネント「Components」を選択後
「Edit」でエディタを起動
「Properties」の「Value」タブを開く

ここで「Add」で新項目を追加
「Name」に「3dpackage」と入力し
「Value」に3Dパッケージ名を入力して
適用を実行します。
以上で3Dの関連付けが完了です
※既存の項目「3D Package」は機能しないため、無視して下さい。 「3dpackage」で設定して下さい。
「Name」に「3dpackage」と入力して
「Value」に「3D Package」の名称を設定します




他の色(赤、緑、黄)のLEDも同様に「Components」から
対応する色の「3D Package」を設定します。
この方法では色の異なるLEDに対して
同一の形状であればPCBシンボルは
1種類の登録で済ますことができます。



A「3D Package」から「PCBシンボル」
を指定する方法
A「3D Package」から「PCBシンボル」
を指定する方法を使用する場合は
LEDの色別にPCBシンボルを作成する必要があります。
(作成といってもコピーするだけではありますが)

複数の3Dパケージ(色の異なるLED)から
1つのPCBシンボルに対して
関連付けをしても有効となるのは1色のみです。
(優先順位が高いものが表示される:詳細は不明)
したがって基板側の形状が同じであっても
色別にPCBシンボルを登録して
3Dの関連付けを独立させなければ
正しく3D表示させることができません。
また色別の関連付けが必要となります。


具体的な作業内容としては下記となります。

1)「LEDT175」(PCBシンボル)
を「Copy To」で「User.psl」へコピー
シンボル名は下記(緑、赤、黄、青をつくる場合)
「LED_G」:緑
「LED_R」:赤
「LED_Y」:黄
「LED_B」:青

2)「LED」(Components)も
「Copy To」で「User.cml」へコピー
シンボル名は任意の名前でOKですが
わかりやすい名称にします。
例(緑、赤、黄、青をつくる場合)

「LED_G」:緑
「LED_R」:赤
「LED_Y」:黄
「LED_B」:青

3) 各「Components」で「Edit」
PCBシンボルを@に変更

4)「3D View」で
各色の3Dデータを選択
緑:LED_GREEN
赤:LED_RED
黄:LED_YELLOW
青:LED_BLUE

「3D View」の「Edit」で編集画面へ
各色で対応する@のPCBシンボル名を
「Applies to」で追加する

以上で正しく表示されるようになります。





またPCB側の形状は異なるが
3Dパッケージはそのまま適用できる場合は
例えば2.54mmと1.91mmピッチのLEDがあり
同じ3Dパッケージを使用できる場合は
PCBシンボルを以下のように登録しておくと
「3D View」側からワイルドカードを使用して
関連付けが行えます。
考慮の上PCBシンボル名をつけておくと良いでしょう

PCBシンボル登録名(参考例)
2.54mmピッチ
「LED_G_2.5」:緑
「LED_R_2.5」:赤
「LED_Y_2.5」:黄
「LED_B_2.5」:青

1.9mmピッチ
「LED_G_1.9」:緑
「LED_R_1.9」:赤
「LED_Y_1.9」:黄
「LED_B_1.9」:青

3Dパッケージ側の設定
関連付けはワイルドカードを使用して
以下で指定
「LED_G_*」:緑
「LED_R_*」:赤
「LED_Y_*」:黄
「LED_B_*」:青


Aの方法は標準のライブラリで採用されている方法で
ワイルドカードを使用して一括で関連付けできるのが利点ですが
一方、複数の「3D Package」から同一の「PCBシンボル」を
指定してしまうと想定外の「3D表示」となりかねません。
Aの方法でワイルドカードを使用する場合はこの点を十分考慮して
設定していく必要があります。



ヘッダーの登録
(A「3D Package」から「PCBシンボル」を指定)
「3D Package」のエディターで指定します。
「3D View」タブで任意の「3D」を選択後
「Edit」をクリック



右側のメニュ「Also Applise To:」で
「Add」ボタンで関連付けを追加できます。


例えば17ピンのヘッダーピンのPCBシンボルとして
「17」(PCBシンボルの名前)を新規に登録した場合であれば
「New Package」の「PCB Sinbol Name」に
「17」を入力します。


5ピンヘッダーを流用して10ピンヘッダーを登録する
と同様に17ピンのヘッダーも作成できます。


「Also Applise To」に
「17」が表示されていれば登録完了です




さて12ピン、14ピン、24ピン等
新たにヘッダーのPCBシンボルを作成したら
同様に「12」「14」「24」・・・
を同様に追加していけば関連付けはできますが
新たなピン数のヘッダーを登録するたびに
関連付けが必要となり面倒です。
ワイルドカードを使用して回避できます。
対処法の例としてはヘッダのPCBシンボルは
「ピン数」+「_HED」と付けると決めてしまうと
12ピン;「12_HED」、14ピン;「14_HED」、
24ピン;「24_HED」、・・・・
「Also Applise To:」の「Add」で
「New Package」の「PCB Sinbol Name」に
「*_HED」を追加登録することにより
3D情報との関連付けは一度で済ますことができます。


「3D Package」から「PCBシンボル」を
指定するメリットは
ピン数違いの部品などで
「PCBシンボル」の命名ルールを
管理することで
「3D」の関連付けを
ワイルドカードを使用することによって
1度に済ますことができることです。
ただしこの方法は諸刃の剣でもあります。
複数の「3D Package」から
同一「PCBシンボル」が指定してしまうと
表示不良が発生します。
「PCBシンボル」の名称が
ワイルドカードを適用した場合に
他の「PCBシンボル」と
重複しないか確認しておく必要があります。



10ピンのヘッダーピンの登録

LED





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