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座標入力で配置(座標入力で部品を配置する。)

Arduino UNOやラスパイと接続する
シールドのヘッダーやソケット、
は正確に配置しなければ使い物になりません。
マザーボードやバックパネルなどと
接続するコネクタの配置も同様です。
このような場合は座標入力で部品を配置します。
また相対的な位置関係が決まっている
2つの部品を一旦重ねて配置した後
片側の部品をオフセットさせて配置させることもできます。
座標入力用のアイコンはありませんが
部品を選択した状態から右クリックで表示される
Menuの中に機能が配置されています

また「;」と「Shift+;」がショートカットKeyに
割り当てられています。

@座標入力(絶対座標入力)で部品を配置させたい場合は
ショートカット「;」を使用します。
部品を選択後、右クリックし「Type Coordinate」
の操作でも座標入力による配置が可能となります。
※なお事前に原点の設定が必要です(後述)
単位は配置時に使用する単位に設定変更しておきます。


A配置済みの部品をオフセット(相対移動)させたい場合は
ショートカット「Shift+;」を使用します。
部品を選択後、右クリックし「Type Offset・・」
の操作でも座標入力によるオフセット移動が可能となります。


@座標入力(絶対座標入力)で部品を配置させたい場合は
基準点(原点)が必要です。
まず最初に原点を設定する必要があります。
原点は外形上(基本的に左下)に設定します。
外形が作成されていない場合は
まず基板外形を作成します。
基板外形作成後、
基板外形下部の線を選択し右クリック、
「Origins」
「Set System Origins At Item」を実行します。



外形左下端に原点を示すアンカーが表示されます。

座標入力がすべて正の値となるため左下を原点としましたが
外形の右下端を座標原点とする場合右側の外形線を選択した後で
「Set System Origins At Item」の実行で設定できます。
X座標は負の値になります。

必要に応じて単位を「mm」or「mil」等に設定します。
単位を「mm」に設定した場合、Arduino UNOのように
インチ系の座標データしか情報がない場合は
配置する部品毎に座標情報を変換する計算が
必要になり結構面倒です。
座標入力による配置の間は「mil」に設定して配置します。

部品を選択した後、必要であれば「R」Keyで
向きを変更します。向きを確定した後に
「;」keyで絶対座標入力用フォームを起動させ
座標入力で部品を配置します。
部品を選択した後、右クリック
「Type Coordinate」でもOKです
ライブラリの登録時に起点を1PINに
設定してとおけけば、指定した座標に1PINが配置されます。
起点を部品中央に設定していると偶数ピンの場合に
別途計算が必要となり少し面倒になります。

座標入力で10ピンのヘッダーを配置
「;」で座標入力用フォームを起動させた後
単位を「mil」に設定した場合であれば
座標入力は(240,2000)


配置後にメジャー機能で距離を確認して下さい。
また配置後はすぐに「Snap Mode」を


配置後は元の「Grid」に戻すようにしてください。





オフセットによる配置
部品間の相対的な位置関係さえ
一致していれば問題ない場合は
オフセットによる配置も一案です
Arduino UNOのようにソケットとソケットの
相対的位置関係を設定したい場合
2つのソケットの端のピンを
重ねた状態から片側のソケットを
オフセットさせることで配置できます。
10ピンのCNをマイナス方向にオフセットします。
まず8ピンのCN3を配置
次に10ピンのCN4の右端ピンを
CN3の左端ピンに重ねます。
「Shift」+「;」でフォームを起動し
オフセットする値を入力します。
単位設定を「mil」に設定した場合は
「-160、0」を実行するCN4の配置完了です。


オフセットを実行すると配置が完了です。

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